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べつにいいよ、と3回は言った。この場合の「いい」は「不要」ではなく、純然たる「遠慮」だ。 ……ゆび1本動かさないまま、私のブログ全投稿に挿し絵画像up。結果だけ書くと、あたかも私が悪女であるかのようだ。 驚いたのはその作業風景で、好きで向いていることをしている人の動作になっている。これはとても容喙するところではない、と判断して任せた。 なるほど、編集者だな、と思った。私も類職だがテキストにしか興味はない。レイアウト編集なんて、たとえお金を払われても――いや、仕事なら何でもやる――自分のためには、しない。 トップページの写真にしても、撮影してるまに画面下のその山を片付けてはどうか、と思うが、行為の主体者であるよりも記録者であろうとする――もしくは既にそのようである――資質の表れだろう。 もう一段客観的に見ると、私も彼を分析してるまに何か言えばどうか、とか、意見しないまでも遺憾に思うくらいしてはどうか、となるが、そういうストロークはない。すべきことをしながら実に興味深いと思っている。 2005年5月、こういう組み合わせでミラノとツェルマットへ。
by tokyo_ao
| 2005-04-30 23:52
| つれづれ
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