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夜は飲みつつ料理三昧(禁酒やめた)


34歳兼業主婦出版系
by tokyo_ao
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<   2005年 06月 ( 8 )   > この月の画像一覧


兄弟でセックスすることについて考える③

 週末、久しぶりにそのセックスしてる現場の夢を見た。
 ものすごく不愉快な目覚めで、起きたら在宅で仕事しつづけて辺りが暗くなって、それでももう月が出ても気分悪くって、あやうくどうかするところだった。

 ブログとはいえ、公言してしまったらもう、あんな夢は見ないかなと、ほんの毛の先ほど、僅かに期待をしていた。あのころは「お墓までもっていく」という選択肢以外に思いつかなかったんだっけ。

b0023749_0255753.jpg いわゆるフラッシュバックみたいに、見た映像がそのまま蘇ることは少ない。無いわけではないけれど、その場合たいがい半ばは醒めている。夢だとわかっていて、
 「あぁまた思い出しているのか。しょうがないなあ」
 と、思っている。

 夢のパターンはだいたい2つだけ。
 
① あのガラス戸に背中を密着させて(私が)立ちふさがって、誰かに応対している。「誰か」は何故か、ガラス戸の中に入りたがって、いる。「お願いだから、おかしな声を出さないで」と、ガラス戸の内に思いながら、私は下手な言い訳を繰り返している。

② セックスしている兄弟の傍に、誰かが近づいてきている。私は何故か小さい子供だ。「もうやめて。静かにして。お願いだから逃げて、気がついて。ばれちゃうよ」と、思いつく限りのことを叫んでいる。泣いている。

 今回、②のゲスト(私たちを脅かすひと)は、いま持ってる原稿の〆切を待ってる版元のひとだった。そのまんまだ。……ごめん、Sさん。

 いろんな意味で、いまどうしたらいいのか、わからないよ。
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by tokyo_ao | 2005-06-29 23:16 | 小ネタ

それはちょっとダメだ。

 風邪ひいちゃいけない身分が風邪ひいてから4日目。遅れを取り戻すべく4時起きで17時間ぶっとおし働いてみたが、大丈夫だった。
 
 あぁ。健康って、しみじみ、いい。
 そんなことで健康の有難さを思い知らされる人生って、ちっとも、よかねぇ。

 それよりなにより、ちょっと休んだだけでウチの社長に免疫がなくなってて驚いたのなんのって。
 「バカ社長」って連語は既に1つの単語として、広く社会に流通してるように思う。だからこそ、実際にはべつにバカじゃない社長も多いハズだ。

b0023749_0233274.jpg
ウチのは、やっぱ切れ味鋭い。

 ……社内のパソコン係でもある私が休んだから、困ったことが起きたみたい。それは本当に申し訳なく、思っている。
 しかし、とうとう「添付ファイル」が「FWD」で、「PDF」が「FBI」かよ!
 宇宙一円で私にしか理解できない日本語を使うな。赤ちゃんとママか。


 っていうか今日気づいたけど、それを事務的に理解してる私のほうがどうかしてはいないか?
 
 ……休んでみた甲斐はあった、という理由を、いま無理矢理にこじつけてみた。 

 寝よ。
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by tokyo_ao | 2005-06-24 23:58 | 小ネタ

こんど風邪ひいたら読むブログ


b0023749_063487.jpg 風邪のとき出勤するかどうかについて、リアルタイムの実体験から未来の自分のために。
 といっても、風邪ひいたのなんて2、3年ぶりだ。次のときには、コレ書いたこと自体を忘れてるような気もするが。  

 1日目。 
 テーマ:「体力の温存のために移動を控えて、家で仕事しよう」
 結 論:失敗
 
 ……ただでさえ自宅だとサボリがち。
 くどいようだが風邪ひいてるんだから、休息のためではなく仕事をするために会社を休むという、発想自体も間違っている。
 「やはり、立っているよりも座っているほうが、座っているよりも寝ていたほうがラクだな」などと、当たり前のことを真面目に考えているような状況で仕事するのは、私には無理だ。

 だいたいこの日、やってることも支離滅裂。

 大人として、こういうときこそ自分のためにできることをしよう! という病者の思い込みから、いかにも身体によさそうな煮込みにゅうめんを、何度も休みながら鍋いっぱい作って1回は食べた。
 で、腐らした。
 冷蔵庫に入れないんだったら、夜にでもいっぺん火を入れないとそうなる道理だが、食べ物のにおい嗅ぐのも厭になったんだからしかたない。
 腐ったものの始末でよけい気分が悪い。 
 大人だったら、出前のうどんでも取ってそのぶん寝ておけ! という話だ。

 2日目。
 テーマ:「会社に行ったほうがまだ仕事ができるはず」
 結 論:正しい

 ……弱っていると、人の情けが身に染みる。
社長「無理しないでいいのよ? 体調悪かったら、家で仕事しても」
 それが出来なかったんで出社したわけだが、でも、そう言ってもらえるだけでも気が楽になった。
 たださ。
 「体調悪かったら、家で休んでいても」という選択肢はないのか。ない。

b0023749_06526.jpg 3日目(今日)。
 テーマ:「家で仕事してみてから会社行くかどうか決める」
 結 論:いちばん正しい

 ……サクサク仕事できる!
 昨日はどれだけ頑張っても、ほんとにノロノロだったのに。反動なのか、風邪ひく前よりもペースが上がってる。
 すげえ、昨日のは結局、高地トレーニングだったのか?

 ありがとう、昨日の自分!
 (←ついでに、そろそろ正気に戻って仕事しな。)
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by tokyo_ao | 2005-06-23 19:51 | つれづれ

私の鉄鼠がないよう


b0023749_21304261.jpg 何なんだ。神隠しか。

 『塗仏の宴』で1ヶ所確認したいところ(『始末』のほう)があるから探したら、京極堂シリーズまとめて、ない。

 なぜ、よりによって京極堂?
 店主とちがって本棚の整理が趣味のわけでなし、行方不明の本が出るのはしょうがない。ものによっては、百冊や二百冊見失っても気づかないだろう。

 しかし、京極堂。ほかの本たちに紛れてしまえるレヴェルのかわいらしい本か?
 作家別に分けて立てて並べてみた日には、たとえ真上から見たって誰の本なのかだいたい想像つくぞ。
 本とタバコと小銭だけ持ってデイトリップと気どろうとしたら、手荷物の八割が文庫本(1冊)というマヌケな事態になったこと、忘れたわけじゃない。気どれてない。

b0023749_21274839.jpgb0023749_212756100.jpgb0023749_21281193.jpg













 『どすこい(仮)』なんて、前の本棚が最終的に壊れてしまったとき探し当てたら、たわんだ棚板の間に嵌まり込んで、周りの並製本たちを守ってくれてた。
 伊達に太ってない。
 しかし、あんまりガッチリ嵌まり込んでいるもので、取り出すのは一苦労だった。押しても引いてもビクともしないから、やむを得ず横腹に全力のチョップを続けて、棚のたわみの少ないとこまで移動させてから出した。ある意味自分が、『どすこい(仮)』と相撲をとっている。そこはキミの土俵ではない。

 京極堂シリーズ全部なくすなら、まだ分かる。
 誰かにまとめて貸して忘れたとか、ウチの本棚は一応作家別だから、すごく分かりにくいところへ全部おさまってしまったとか。
 しかし。
 外伝で、後から出たほうの『風』が見つかった。先に出た『雨』は、ない。
 本編で、全7作中第3作の、『狂骨』だけが見つかった。
 何なんだ、その中途半端かつ節操のない見失いかた。

 あと、多々良先生とか『嗤う』とかも、見つかった。
 先ほど私は「京極堂シリーズ」という言葉を非常に迂闊に使ってしまったが、それは「京極夏彦の作品」を読みたいという意味では、厳密には、ない。今は「中禅寺秋彦の話」が読みたいのだ。どっちとも釈れるけど結構ちがう。

 しょうがないから『魍魎』は買ったが、『鉄鼠』が書店でも見つからない。しょうがないから「アマゾン」で見たら、ユーズド価格が出てないじゃないか。しかも『絡新婦』なんて、ユーズドのほうが高い(笑)。あんな嵩張るもん、気持ちは分かるが、それにしたってもっと刷ろうよ。

 ……忙しかった。17時の納品を済ませて、今日はもう何があろうと絶対仕事なんかしてやんないぞっ、と思いながら書店めぐり。……放心状態でデスクに帰り、気づいたら、身体が勝手に仕事をしていた。明らかに、心に麻酔を射ちすぎだ。

 そういう状態で『鉄鼠』を捜し歩いた。5軒目で見つかった。

 数年ぶりで風邪をひいた。欠勤。
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by tokyo_ao | 2005-06-21 17:36 | つれづれ

編集Dさんへ

 知り合いにとって嬉しいことだから、私も嬉しい。
 それじゃ綺麗ごとか。私にとっても嬉しいことだからなのだろな。

 どっちでもいいや、昨日、本当にやりたい仕事をやってる青年に会った。

 このDさん、仕事に関してなかなか不幸なかただ。
 私の顧客というか宿敵というか、もお「天敵」と書いて「おとくいさま」とでもルビをふる、くらいしか呼び方がほかに考えらんない――大S先生の、4代目担当編集者。

 ……それがどの程度不幸なことであるか、ちょっと書いてみたら、あんまり不幸だもんで長くなりすぎるから別項にする。
 とにかく、その程度には不幸。

 そんなDさん、このごろちょっとヘンだった。
 「そのうち、コレ(S先生のゲラ)以外の仕事をお願いしたい」という意味のことを、数ヶ月にわたってほのめかす。
 話の枕には、毎度「まだ社外秘の段階なんですが」が付く。
 しまいには、会うともれなくほのめかされる。

 初めは律儀に毎回「ありがとうございます」と答えていたが、正直アホらしくなってきた今日このごろ。

Dさん「入稿前のデータを1本、見ていただきたいんですが」
私  「いいですけど、……いいんですか?」

 データをもらって校正するというのは大変なことだ。
 ゲラじゃなくて、画面上で直しを入れてしまえるし、そのとき直した痕跡は残らない。
 作家さんにしてみたら、「自分の知らないところで勝手に作品をいじられた」という印象になりかねない。
 だから普通はよっぽど未熟な作品でも、いったん入稿して、ゲラにしてから校正する。

Dさん「いいんです。本人がそれでいいと言っています」
私  「ふうん。Dさんもそれでいいんですか?」

 そりゃまた妙に信頼されたもんだな、と警戒したから確認。なんかあってからじゃ遅い。

Dさん「っていうか、僕が書いたんですけどね」

 ……あなた、こないだからのその態度。
 はしゃいでたんですか。
 嬉しくって、誰かに言いたかったのね。

 アホらしいなんて、ごめんなさい。
 そういう事情なら、もっとはしゃいでくれたってよかった。

b0023749_21332795.jpgb0023749_21334066.jpg もう、全裸で奇声上げながらファイアーダンスするくらい、はしゃいじゃったっていいですよ。見ててあげませんけど。
 
 Dさん、あれはいつだったか、S先生の作品についての私見を私に訊きましたね。
 私は「自分が校正した仕事はみんな可愛いですよ」、と笑って答えました。
 
                         嘘です。
 出来合いの台詞を、出来合いの表情で喋っただけです。薬の効能書きについて私見を訊かれても、おんなじ台詞をおんなじ表情で喋ります。
 
 いえ、強いて言うなら。
 S先生からも、Dさんからも、たぶん読者からも。誰からも本当の意味で愛されてない、ベストセラーという名の活字の連なりに対する、――厭な言葉だけど憐憫と、ひずんだ愛おしさでなら可愛いです。

 結局、可愛いのかよ。
 ……あー、自分を問い詰めてみたら、話がヘンなほうに逸れちゃった。オチがつかないじゃんか。
 だから、自分をみつめる時間は少なければ少ないほどいい、が持論なのに。

 ……ともあれDさん。よかったね。
 そして、ご指名ありがとうございます。校正者冥利ってもんです。
 あと、色々ままならない今このときに、私まで勇気の出るようなニュースを聞かせてくれて、ありがとう。

 なんだ。
 あなたにそれが伝えたかっただけか。
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by tokyo_ao | 2005-06-15 16:19 | お仕事

すごい履歴書


 いま思い出した。

 おとつい見たバイトさんの履歴書、右半分がなかった(cf.6月2日のブログ)。
 趣味とか、資格とか書くほうの面だ。

 「ないな」とは当然気づいてたのだけど。何より写真、そして学歴職歴のインパクトが強すぎて、もうどうでもよくなってたのだ。しかしよく考えたら、それってどうでもよくないぞ。
b0023749_22494171.gif

 問題は、そんな履歴書のフォーマットが存在するのかということ。そしてその答えを私はうすうす知っている。
 改めて考えなければ見過ごしてしまいそうなことだけど、履歴書の規格というのは、実にむちゃくちゃ面倒臭くってやかましくってややこしい。

 実際、特に未成年である高卒者を高校の指導下に就職させる場合などは、本籍も家族も保護者の年齢も本人との関係も、中学までの学歴さえ書かせちゃいけない。現行のJIS規格が採用してる、「男・女」欄に丸を付けさせる形式もダメ。
 理由は大ざっぱに言って、被差別部落、片親や親のいない家庭、移民、帰国子女、女性、インターセックスのひとなどに対する差別につながるからだという。

 私はこの流れを一応肯定します。でもね。
 こうゆう理由というか皆様のご主張を、いっこいっこ拝聴して回りつつ、完璧に差別的表現のない言い回しで、「以上よろしくお含みおきの上ご了承願います」、で〆る勧告書を作るのは結構ホネだった。いやん。
 出来上がったものを客観的に見ると、もうこれはビジネス文書というより職人の仕事というか、一種の「すすどさ」漂わせるシロモノだった。
 そんなものでも、よく頒けてくれないかと言われたから、思わぬところで使われてたりするんだろう。
 我ながら気前いいなと思ったけれど、あんな、神経壊れそうになるほどデリケートな作業をする人間は少ないほうが平和だし、どうせ必要なものなら遺漏の少ないフォーマットが流通するに越したことはない。

 しかしそれでも、「二信」のほうが需要があったのは釈然としない。
 「第一信」は初めに送りつけるやつで、「ひととして正しいことをしましょうね♪」という調子。
 「二信」は、それでもゆうこと聞いてくんなかったかた向け。つまり、「怖いひとが来てあんたが困るよ」。 

 ……そんな、オノレの子どもを叱るのに「そこのおばちゃんが怒るからやめようね」のごとき愚かな母親じみたこと、ひととして穢い。叶うことだったら、やりたくなかった。
 ただ現実問題として、「二信」を欲しがるひと多し。
私    「第一信のデータも、併せてお送りしましょうか?」
同業者 「いえ、こっちだけで結構です」
私    「わかりました」
 そんなやりとりを虚ろにやりつつ、「多いんだな。恫喝されなきゃ、正しいことができないひとって」なんてセンチになってみたり。
 
 ……いらんこと思い出して長くなったが、つまり、履歴書業界というのは世間に対して防御的にならざるを得ん、ということが言いたかった。
 以上の経験を踏まえ、いちばん蓋然性の高い結論は。
 「応募してきたおじさんが、市販の履歴書を、自分で半分に切った」
 ‘漢’だ。

 っていうか、ボス、なんでこのかたに入社試験受けてもらおうと思ったの?
 40余名の応募者のうち、書類選考で4人だか5人に絞ったんでしょ。
 あなたがモノズキだから?

 「趣味」の欄に、「無自覚なナイスバディ系」と書いてきた履歴書を拝見して以来、もう、これ以上すごい履歴書はないと思ってた(cf.10月27日のブログ)。
 世の中には、私の想像も及ばぬ世界がたくさん存在する。
 この2人が、ともに採用組、とかね。
 つか、ボス。私にも期待してる? このかたの新人指導。
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by tokyo_ao | 2005-06-04 18:03 | 小ネタ

兄弟でセックスすることについて考える②


 なんでそうなってしまったか、ということについて考える。

 弟のほうが物凄く女性にモテなかったからじゃないのかな、と考える。

b0023749_2256529.jpg もっとも、男や女みんながみんな、異性にモテないからといってゲイやレズになってた日には、世界なんて簡単に終わるが。
 同性愛者全般についてこんな当て推量をしたら、政治的にも何の的にもまったく正しくないけど、私は知人のバカ1人について言っている。

 つまり、セックスの需要と供給が極端にアンバランスなもんだから、手近でわりに言いなりになる相手に手が出た、と。
 ……いや、それはどうもなあ。
 よく考えたら、Tの家族としては兄のほかに母親もいたのだから、この仮説に従えば、母親に手を出してたほうがおかしくなかったわけか。いや、おかしいけどね。
 そのほうがまだ無難(私にとって)だったことだけは、間違いない。

 ……この仮説、異性間の近親相姦では理由のひとつになるらしいから、イケると思ったんだけどなあ。
 昔の話だけど、尊属殺人罪に違憲判決が出た栃木県の例にしても、被害者(殺人罪のほうの)の性欲が異常に強かったことがけっこう克明に判決書に出てたし。
 ただ、同性間だからなあ。ケースが少なすぎて分析できないよ。 

 ともあれ、Tはモテなかった。
 というより、小学生のころから、ムカデのように女の子に忌み嫌われていた。
 理由はある。

 このバカの通信簿には小1から延々ロクなことが書かれてなかったが、小6のとき、とうとう「凶暴な行いが目に余る」と書かれてた。
 小学生に「凶暴」ってナニ? 既に十年来の付き合いだった私にさえ、何やらかしたのかサッパリ。

 わざと弱い者いじめするようなヤツじゃない、くらいは言ってやってもいいが、強い者にも弱い者にも公平にガチンコで向かっていくヤツなので結果的に同じことだ。
 女の子泣かすのも10代後半からならモテる種族だろうが、小学生だし。

 小学校を出るころ小さい引越しをして、Tは同級生と違う中学に進学することになった。
 私はこれを「好機」と見た。
 とにかく、今のヤツは女子に嫌われすぎている。 
 だめもとでアドバイス。

私 「Tちゃん、中学では女の子なぐるのやめてみない?」
T  「なんでだよ!」
私 「そしたら女の子に人気でるよ」
T  「まじ?! そんなもんなの??」

 心から不審そうな顔をするな。虫かと思うじゃないか
……というか、このころTはむくむく体が大きくなってきてて、このまんまじゃ女の子に大怪我させかねないと思ったんだよな。それだけだけど。

 後日、Tと同じ中学の友達から聞いた。
 入学式が終わったら、クラス1の美少女にパイルドライバーかまして、以来クラスの女子全員から口をきいてもらえなくなったらしい。

 ……これが完全に他人事であったなら、「ああ、その手のバカね」で済むものを。
 「女の子に手ェ上げないだけで、モテモテ中学生活」とか、私としては口にするのも憚られるような、バカなキャッチフレーズまで言ってやったというのに。

b0023749_22481411.jpg 西原理恵子がバカを評して、虫と思えば腹も立たないものを、人の姿をしているのでつい人として扱ってしまうと書いてたが、ほんと、つくづく至言。

 高校では、同じ学校の女子からあまりにモテないので世をはかなんだ末、何を思ったか、保育園の卒園名簿を引っ張り出して五十音順に電話してナンパするという挙に出た。
 なんでそんなバカなこと思いつくんだ。そしてその実行力は何だ。
 
 このときは、呼び出されて出てきた女の子が(よく・いたな・おい)おとなしい子だったのをいいことに、いきなり抱きついたそうで。
 心配してコッソリついてきてたその子の妹さんが、警察を呼んだ。
 訴えられなかったのは幸いだが、スレスレだ。いや、やったことだけで言えば立派な犯罪者か。

 ただ、私はふしぎに思ってた。
 Tは喧嘩だけは異常に強かったのだ。
 喧嘩の強い男の子って、一部の女の子(あくまで一部だ)には、それだけでもう少しはモテるものだが。

 ……Tはナンパの第一声が「やろうよ」だって友達から聞いてて、私は当然冗談だと思って笑って受け流してて、でも複数の男の子が口をそろえて且つまるで「ソレはナシだろ?」みたいなビビった顔でソレを言うのは何故だろうと思ってて、しかもたまたま煌々と明かりのついたファミレスでご飯食べてたときリアルなソレを聞いちゃって、だからご飯噴きそうになった。
 だって、一応私の友達だったのに、相手の女の子。

 ……なんか、「したかっただけ」という初めの仮説に戻っていくなあ。
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by tokyo_ao | 2005-06-03 00:18 | 小ネタ

この世には、不思議なことなど


 またウチの会社に、アンダーシックスティのバイトさんが来る。
16じゃない。60だ。

 「年齢不問」で3行広告を2度打っただけで、職がない人が40人も履歴書をくれるのだものな。
 いま自社企画の本を作っているのだが、企画自体が私の妄想なのかという妄想が湧いてくるほど、自社からのフォローがまったくない(足を引っ張られたことは、ある)。
 もうグレるか逃げるか、企画と私を抱き合わせてヨソ様へ売るかしようと思っていたけど、世間の水はカラいのだな。たぶん。

 入社試験の答案を見せてもらう。
 ――うーん、こんな出来のいい答案は初めて見た。去年入った50歳の新人さんも怖いほど優秀だったが(cf.10月27日のブログ)、その上を行く。
 もっと怖い。
 こんなに頭のいい52歳の男性が、なぜウチのような零細企業の短期アルバイトに応募してくるのか。
 ――「この世には、不思議なことなど何もないのですよ」というくらいですから、なにか理由があるのでしょうね。あまり人界の暗部を見るのは好みませんが。

b0023749_22514833.jpg 履歴書を見せてもらう前に。

社長 「先に言っとくけど、こんなこと言っちゃいけないんだけど、……ホームレスの人みたい

 それは、たしかに言っちゃいけないな。だいたい社長も私も、ひとのルックスをどうこう言えたガラじゃない。

私 「拝見します」

b0023749_22521100.jpg ……「ホームレスの絵を描け」と言われたら、私でもこんな感じに描くわな。
 もしくは北京原人

私  「最高学府の理系出身でらっしゃるんですね」
社長 「でも、職歴はずっと校閲……」
私  「というか、会社名が1つも記載されてませんね」
社長 「定職についたことがないんじゃないかな」
私  「電話番号の記載もありませんね」
社長 「電話、ないんですって」
私  「どうやって採用連絡したんですかっ」

 ……聞けばこのJさん、ここ4日間ウチの会社に日参してたそうだ。
1日目:Jさん 「採用について質問があったんだけど、今の電話聞いてたら済みました」
2日目:Jさん 「履歴書もってきました」
3日目:Jさん 「履歴書に、写真を貼るのを忘れました」(←なくもがなの写真だがな)
 ボス 「入社試験を受けていただきたいんですが」
4日目:Jさん 「どうなりました?」
     ボス 「月曜から来られます?」

 しかし、私も私だな。どうやったらこんな目立つひとに、気づかずにいられるのだ。試験と面接って、私の斜め後ろ1.5メートルの机でやってるのに。忙しくても、次から会釈くらいしよっと。忙しさによるけど。

b0023749_22521963.jpg社長 「でもね、ご本人も気にしてるみたいで」
私   「電話ですか」
社長 「ううん、ヒゲと髪の毛。なんか、
    『ムサ苦しくてすみませんね、月曜には刑務所帰りみたいにスッキリさせて来ますから』
    とか言っちゃって」
私   「ああ、――ちゃんと自覚も自重もできるかたなんだ」
社長 「よかったね」
私   「助かりますね」

 だって、潔癖症なのだもの。社長が「ウチの両エース」と勝手に呼んでるうちの1人って。

 ――あれ?
 でも、「刑務所帰りみたいに」って。
 それって、だめなんじゃ……。
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by tokyo_ao | 2005-06-02 20:04 | 小ネタ