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国語辞典のリライトを仕事でした。さっそく飲み会のネタになった。国語辞典、たいがいの人は関係あるから、いいネタ扱い。 そのなかの1つ、旧友がよほどウケたのか、同窓会のときにも私に言わせようとして触りを振ってくる。 テーマ:「お父さん」の用例。ただし「お母さんがその配偶者に言う意味」限定。かつ可及的最少の字数で。下に私の解を示す。 「お父さん、先に寝ますよ」 もっと短くできる人は、教えてください。ウチの会社、待遇は悪くない(はず)。 ……でもさ。このネタ、そんなに面白いか? ほかの人の前で繰り返させるほど? 今日、唐突に思い出した。 お父さん、ちいさいときに亡くしてるんだった、彼女は。 辞典校閲者としての使命を、改めて知らされた。 Tちゃん、あなたの結婚式のスピーチ、長くなっちゃってごめんね。でもどうしても言いたかった。私はあなたのことが好きだし、そりゃうんと昔は少し嫌いになることもあったけど、あなたの場合、どんどん好きなひとに成長していく。たぶん私の嬉しさとは別に、それはあなたの輝かしさだ。そしてそれを、あなたのお父さんに、聞かせたかった。 ……これを直接Tちゃんに言えりゃあなあ。
by tokyo_ao
| 2004-10-21 21:24
| つれづれ
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